先日、あるご利用者様の94歳のお誕生日でした。
ご本人に「大きなケーキを作ってお祝いしようね」と提案したところ、「ん〜、ケーキなんかより大福を思い切り食べたい!」
ん〜、大福→喉に詰まらせてしまうかも… 。悩みました。
危険だからという理由で、食べたい物も食べさせて貰えない。そんな介護施設、自分達だって入りたくない。
せっかくのお誕生日、しかもご高齢。
本人が望む事を叶えてあげたい。スタッフの「大丈夫!」の一言で腹をくくりました。
そして「ウマイ、ウマイ♩」と美味しそうに召し上がられ、誤嚥もなくチャンチャン。
私達、介護スタッフは危険だからと夢や希望を奪うのではなく、危険を最小限防ぐための努力・準備をし、万が一の時の為に居る。
そんな事を改めて感じたお誕生日でした。
背中を押してくれたスタッフに感謝です!